歯列矯正ガイド TOP → 歯列矯正の影響 顎変形症

顎変形症

先天的な咬合機能異常(口蓋裂や口唇裂)などの場合、外科手術が必要な顎変形症は、健康保険での矯正治療を行うことができます。それでも、手術費や入院費を合わせて四十万円から五十万円ほどの治療費は支払うことになりますが、やはり治療は必要な症状ですので、必要費用として割り切りましょう。顎変形症を放置すると、様々な口内トラブルを起こしてしまう可能性が出てきます。

顎が変形してしまうことで起きる悪影響は、まず何よりも噛み合わせが悪くなることでしょう。食物を上手く咀嚼できないというだけで、食物の吸収は悪くなりますし、健康面での悪影響も出てきかねないのです。しかもこれだけでなく、発音が上手くできなくなるなど、問題は多岐に渡って出てくるのです。

しかも顎変形症になると、口を開閉するだけで顎の間接から妙な雑音が出たり、痛みが生じたりします。重篤な場合であると、その痛みは非常に激しく、まるで虫歯のように気になって仕方なくなるでしょう。それこそ、日常生活に支障をきたしてしまうほどで、精神的にも非常によろしくありません。保険の利きにくい矯正治療において、顎変形症は保険が適応されるのも、納得できる結果といえます。

顎変形症には保険が適応されますし、発症してしまった場合は出来るだけ早めに診断を受けるようにしましょう。先延ばしにすると、その間にトラブルが起こってしまうこともあります。治療は外科手術によって行われ、基本的には顎骨を移動するような手術になるはずです。

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