歯列矯正ガイド TOP → 歯列矯正の影響 噛み合わせ

噛み合わせ

正しい噛み合わせは顎や歯だけでなく、首・肩・腰に至るまで、体全体の骨と筋肉のバランスにも良い影響を与えます。プロスポーツ選手が矯正治療により、成績が大幅にアップしたという話もあるくらいです。もちろん噛み合わせだけが要因というわけではないのですが、スポーツを行う際、もしくは力を入れる際には歯を食いしばるため、ここでの噛み合わせが良いと上手く力を入れることが出来る場合もあるのです。

もちろん食物を咀嚼する際にも、噛み合わせは重要になってきます。噛み合わせが悪いと食物を上手く咀嚼できず、胃へと送られる食物が円滑に分解されなくなるため、結果的に消化が不十分になりやすくなってしまうのです。歯並びが悪い方はお腹を下しやすい傾向にある、といっても過言ではないほどで、歯並びの悪さは消化の悪さにも繋がることがあるのです。

噛み合わせが悪いと、俗に言う「すきっ歯」というものが生じてしまうこともあり、歯と歯の間に食物の欠片が詰まってしまうことがあるのです。虫歯の原因として多いのは、この食べ残しなど異物が歯に残り続け、そこから雑菌などが繁殖してしまうケースなのです。すきっ歯は歯列矯正などを行わないとなかなか解決できませんので、仮に歯列矯正を行わないとしても、糸ようじなどは常備しておいたほうが良いでしょう。

噛み合わせはスポーツなどの身体面だけでなく、健康面にも影響を及ぼすことがあります。出来るだけ早めに対処したほうが、口内トラブルに悩まされることも少なくなるでしょう。

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