歯列矯正ガイド TOP → 歯列矯正の詳細 顎関節症

顎関節症

歯並びが悪い場合、食物を噛む時に顎の力が均一に分散されず、顎関節症(がくかんせつしょう)を引き起こしてしまうこともあり得ます。顎関節症を防ぐためには、噛み合わせにも注意しましょう。歯列矯正などを行うことで歯並びを矯正し、噛み合わせを良くすることによって、顎関節症を予防することもできます。顎関節症というのは基本的に、歯並びが悪いことで起こりやすいのです。

顎関節症が発症すると、自覚症状としては口を開いたり閉じたりするときに、低音でごりごりと聞こえたり、「カクンッ」と何かが外れたような音が聞こえたりします。また時々顎の関節に痛みが生じる(顎関節痛)、顎が通常通りにうまく開閉してくれない(顎運動障害)など、これらが一つ、もしくは複数の症状が併発して起こるようになります。

顎関節症はこうした顎周りの症状だけでなく、「耳が詰まったような感じがする」「耳が何となく痛む」「耳が聞こえにくくなった」といった耳の症状や、「目が疲れるようになった(眼精疲労)」「急にめまいがするようになった」などという目の症状なども起こるようになります。他にも首・肩コリ、頭痛など、出てくる症状は様々で、どれも心因性のストレスに繋がりかねない厄介なものです。

顎関節症は口の開閉運動で顎を酷使するような使い方をするなどしても起きます。しかし日常的に噛みあわせが悪いと言うのも原因となり、これは徐々に顎を疲弊させていく原因となるため、早めに対応するべきなのは確かなのです。

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